在京(首都圏)岐阜高校同窓会 会報 第16号 (2016年9月)
2016年総会のもようを報告する、会報16号です。
総会へ参加された方、年会費を納入いただいた方へは、郵送でお届けしました。
このホームページ上では、抜粋してご覧いただきます。
題字・長江余香(昭和10年 岐高女卒)
 平成28年の在京(首都圏)岐阜高校同窓会総会が7月3日(日)、東京ドームホテルで開催されました。250名の参加者のうち、学生の皆さんの参加は22名、当番学年(昭和50年および60年卒)の参加者は50名でした。
 今年の同窓会では、昭和50年卒の新津里奏さん率いる里奏会の皆様による津軽三味線コンサートが行われました。幼い頃から日本舞踊に親しんできた新津さんは、留学先のニューヨーク州立大学で日本文化の独自性に気づき、帰国の後、三味線を習い始めました。2005年以降、国内だけでなくカーネギーホールやウィーン楽友協会などの海外公演にも多数参加されており、2012年に故郷の岐阜にて里奏会を設立されて現在に至ります。コンサートでは、津軽三味線の演奏に合わせ新津さんご自身が日本舞踊を披露される場面や、里奏会の郡上音頭の演奏に合わせ会場の卒業生が踊る、という場面もありました。
【ごあいさつ】会報P2より抜粋
在京(首都圏)岐阜高校同窓会 会長 尾関良平(昭和37年卒)
  皆様もご存知のように、4年後開催の東京オリンピック・パラリンピック≠ノ向け、そして11年後に開業予定の夢のリニア中央新幹線≠フ実現に向けて着々と準備が始まっており、夢が膨らんでいる所でございます。また、今年から選挙権行使年令が引き下げられ、本日ご参加の18才、19才の皆様もその対象となられました。しっかりと権利を行使して頂きたいと思います。
 昭和12年に発足しました当同窓会も、来年は80周年を迎えます。正に継続は力なり≠ナございます。本日お集りの皆様の増々のご活躍、ご多幸をお祈り致しまして、開会の挨拶とさせて頂きます。

岐阜高校同窓会 会長 水谷 邦照(昭和41年卒)
  岐阜高校は今年で創立143年になります。今日は高校の現況について、興味のある数字3点に焦点を当ててお話しいたします。@この3月に同窓会に新しく入会された人数、つまり卒業生数は「392名」です。A生徒の男女構成比率は、男性55%、女性45%です。B生徒の理科系・文科系の比率は、理系が70%、文系が30%です。皆さんの時代とどう変化しているでしょうか。興味のある所です。
【ご来賓 挨拶】会報P3より抜粋
岐阜高校校長 南谷 清司(昭和49年卒)
  私も岐阜高校の卒業生でありまして、丁度100周年の記念式典の時に3年生でした。伝統の校訓「百折不撓」は皆様と同じく私の心にも深く刻まれております。一方、「自彊不息」の方は、子供が岐阜高校に入学した折に「休む間もなく努力し続けるなんて、そんな高校生活は嫌だ」とブツブツ言っていたために知った次第で、あまり良い岐高生ではなかったなと申し訳なく思っています。もう一つ、本校の伝統には「文武両道」があります。この伝統の校訓「百折不撓・自彊不息」と校風である「文武両道」は、今も脈々と在校生へと引き継がれています。

  今後も、岐阜高校は、岐阜県だけでなく、日本、世界を背負っていく人材を育てるとともに、常に故郷である「清流の国 ぎふ」を忘れることなく、どこにいても生まれ育った岐阜に貢献することを意識している、そのような人材を育てるよう努力してまいります。
【新津さん 三味線ライブ】 会報P4より
岐阜市長良出身で、幼いころから日本舞踊に親しんできた新津さん。昭和50年に私たちと同じく岐阜高校を卒業しました。学生時代、アメリカ留学で改めて日本文化の独自性を気づいたことをきっかけに、津軽三味線を始め、日本郷土民謡協会主催の「全国大会器楽合奏の部」では、所属する藤秋会10連覇の功労者となりました。その後、約20年間所属した藤秋会から独立し、故郷の岐阜で「里奏会」を立ち上げたのが約4年前になります。地元の岐阜を中心に、津軽三味線の魅力に挑戦しつづける新津さんたちの演奏や舞踊は、在京同窓会メンバーを大いに盛り上げました。


【若い仲間(大学生参加者)からのメッセージ】 会報P5より
今年も、卒業したばかりの20歳前後の若者が在京同窓会に参加してくれました。20年後には、当同窓会は100周年を迎えます。20年後、30年後、若いみなさんがどんな活躍をしているのか、楽しみです。

平成27年卒・慶應義塾大 商学部
 岐阜高校在京同窓会に参加させていただき、ありがとうございました。幅広い分野でご活躍なさっている先輩方のお話は興味深いものが多く、たくさんの刺激を受けました。私自身も将来そのような立場になれるよう、日々邁進していきたいと思いました。

平成27年卒・東京大 理科一類
 岐阜高校在京同窓会に参加させていただきました。岐阜高校を卒業し、東京および関東という日本の中心で活躍していらっしゃる方々の数の多さに母校の素晴らしさを改めて認識しました。そして、先輩方のお話をお聞きして、自分も今後その一員となれるように努力しなければならないという気持ちを心に抱きました。この東京で貴重な経験を数多く積み、一回り成長してまた来年この会に参加したいと思います。
【総会〜懇親会】 会報P7-8
  
役員改選と会計報告 会報P8より
役員の承認と会計報告が行われました。
承認された■2016年度役員一覧
【来年度総会のお知らせ】 【今年の当番学年から】
2017 年6月25日(日)開催
会場:東京ドームホテル(水道橋)

  来年の総会は、東京ドームホテルで6月25日(日)に開催します。昭和51、61年卒の当番学年の担当は、役員の皆さんと相談しながら、次年度総会の企画を練り上げていきます。80周年をむかえる総会となるため、例年以上に「出席して良かった」と言っていただける総会にできればと思っております。多くの皆様の参加をお待ちしております。
今年度は713名の方に年会費を振り込んで頂き、総会には250名という多くの方にご参加頂きました。大変盛況に総会を運営できましたことは、役員の方はじめ皆さまのご指導とご協力のおかげです。深く感謝申し上げます。
  イベントについては、2年前に岐阜での学年同窓会で同期の新津里奏さんこと宮崎代里子さんの津軽三味線を聞き、皆で東京の総会でも是非演奏して貰おうと意見が一致していました。二部構成にして宴の途中で盛り上げることや、校歌の伴奏をすることは新津さんが出してくれました。また、同じく同期の園部先生に「科学の甲子園」について語って貰いましたが、NHKドキュメンタリーの映像を流すことも提案して頂き、並々ならぬ思い入れを感じました。総会終了後、何人かの方に「楽しませてもらいました」の声を頂き、何よりも嬉しく思いました。
 次年度幹事学年の出席人数は相当な人数でしたが、来年も楽しいひと時を過ごせると期待してバトンを渡したいと思います。
東京ドームホテル(水道橋)
昭和50年卒学年幹事 戸谷 正弘
昭和60年卒学年幹事 加藤 浩行
司会進行をつとめる戸谷正弘さん(右)と
村木眞文(左)さん(昭和50年卒業)
*これまでに参加されていない同期の方をお誘いください。その方のご住所をこのホームページの連絡メールから、お知らせくださるよう、お願いします。
■2016年総会レポート
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